この世界の片隅に
kono sekai no katasumini
基本情報
広島市江波で少女時代を過ごした浦野すずは、想像力が豊かで絵を描くのが上手く、自分が体験した出来事を、虚実の入り交じった漫画のような作り話にしてしまう才能の持ち主。
太平洋戦争中の1943年(昭和18年)12月、18歳のすずが草津の祖母の家で海苔すきの手伝いをしていると、突然縁談の知らせがくる。
急ぎ帰宅したすずが覗き見たのは、呉から来た北條周作という青年だった。
翌年2月、呉の北條家でささやかな結婚式が挙げられ、すずの新しい生活がはじまる。
すずは周作とどこかで会った気がするが思い出せない。傍目には不器用で、いつもぼんやりしていて危なっかしく見えるすずは、北條家で失敗を繰り広げては、小姑の黒村径子に小言を言われる毎日を過ごすが、径子の娘である姪の黒村晴美には懐かれる。
戦時下で物資が不足し、配給も乏しくなる一方、すずは持ち前のユーモアと生活の知恵で、食料に乏しい日々を乗り切り、次第に北條家やその近所の人々に受け入れられていく。
ジャンル | ドラマ |
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監督 | 浅野妙子、田中芳樹 |
出演者 | 北川景子、小出恵介、優香、速水もこみち、りょう、市毛良枝、萩原流行、芦田愛菜 ほか |
上映・放送日 | 2011年8月5日 |
制作/ 配給会社等 |
日本テレビ、ファインエンターテイメント |
ロケ地について | 山口県政資料館(山口市) |